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【社員インタビュー】配属ガチャ被害者の会~前編~

みなさんこんにちは!
株式会社SANNのnote編集部です。

早速ですが、“配属ガチャ”という言葉を聞いたことはありますか?

"配属ガチャ"は学生を中心にインターネット上で使われている言葉で、新入社員の勤務地や職種の希望が通るかは運次第という不安を、ソーシャルゲームの“ガチャ”にたとえた言葉です📱

SANNでは会社と個人の成果が最大化することを目的に、慎重に議論を重ねて配属を決定していますが、必ずしも本人の希望通りになるとは言えません。

今回は、勤務地・部署が希望通りではなかったSANN入社2年目の社員たちに、“配属ガチャ”についての本音と、1年間でどんな風に成長したのか、社会人としての変化があったかを振り返ってもらいました!

ボリュームたっぷりとなったので前編と後編に分けてお届けします🥰

【座談会 参加メンバー】 2023年4月 新卒入社



Q1.SANNへ入社した理由は?

M田:業界にこだわりはなく、とにかく営業職を志望していました。SANNは若手でもチャレンジでき、これからどんどん大きくなる成長中の企業なので、自分自身も一気に成長できる環境だと思い入社を決めました。
 
M木:M田と同じく営業を志望していましたが、SANNの良い意味で他社よりもガツガツとした雰囲気に惹かれました。実際に入社してからも、年齢や年数は関係なく、若手にも大きな裁量がある会社だと実感しています。
 
T橋:高校まではスポーツに没頭していて、大学でもスポーツ医学や経営を学んでいました。スポーツ関連企業への就職を希望していましたが、かなりの狭き門だったこともあり広告系にも興味を持つようになりました。大きな裁量をもって働ける会社がよかったので大企業はあまり見ておらず、そんな時にSANNと出会い、若手の裁量の大きさに魅力を感じて入社しました。


Q2.配属先を聞いたときは率直にどんな気持ちでしたか?

M田:セールスプロモーション事業部への配属は希望通りだったのですが、勤務地の希望が通らず少なからずショックを受けました。名古屋支社希望だったため、東京本社への配属は想定外で…。大学が愛知だったこともあり、土地勘のある名古屋で働きたかったというのと、友人も彼女も名古屋に居たので寂しくなると感じていました。
 
M木:名古屋のHR事業部(人材派遣)を希望していましたが、名古屋のセールスプロモーション事業部に配属されました。エリア希望は通ったものの、部署が希望と違ってけっこう落ち込みましたし、未知の領域への挑戦に対する不安がありました。
 
T橋:希望は東京本社のデジタルマーケティング事業部でしたが、勤務地が名古屋になりました。東京での就職しか考えていなかったため、周囲から「どん底の目をしていた」と言われるほどショックを受けました。地元も大学も関東なので、友人もみんな関東在住。さらに、学生時代に使っていた家財道具もすべて処分してしまっていたので「会社を辞めてやろう」と本気で思うほど。間違いなく人生で一番落ち込みました。 


Q3.配属先へのショックや不満を、どのように乗り越えたのでしょうか?

―配属先での奮闘 営業成績があがると共にモチベーションも変化

M田:入社直後は学生から社会人になり、生活がすべて一変したことでストレスを感じていました。研修が終わり、5月になると配属先、上司も決定。それまで人から聞いたりドラマでしか見たことのなかった”仕事”という行為が難しく、社会人の大変さを痛感しました。

6月になると新しい環境に慣れ始め、自分のやるべきことが明確になったことで、行動できるようになっていたと思います。ですが、7月にまたモチベーションがマイナスに…。営業として数値目標を与えられるもなかなか数字が伸びなかったのと、学生時代からお付き合いしていた彼女との別れが精神的に堪えました。

8月、9月はモチベーション的には若干回復しましたが、猛暑の中の外回りで体力的にかなり疲弊していました。ですが、暑いなか頑張ったことが10月の良い結果に繋がり、大型契約もまとまったことで営業成績が評価され始めます。仕事もプライベートも充実し始め、満足いく結果になりました。

その後、営業成績を高い水準でキープするのは難しいと感じるものの、11月に掴んだ流れにうまく乗って数字を伸ばせたと感じています。
 
希望とは異なる東京配属でしたが、現在は東京での生活も楽しいと感じています。日本の首都で仕事ができる恵まれた環境に今は素直に感謝していますし、新たな環境に慣れるにつれて配属地への不安もなくなっていきました。また、不安を払しょくするうえで、上司・先輩の存在も大きかったと感じています。同じ目標に向かって仕事をする中で、背中で語ってくれる先輩に必死についていきながら、自分なりに考えて行動にうつした結果が実を結び、営業成績もよくなっていったと思います。
 

―“配属ガチャ”の後、がむしゃらに仕事に打ち込む内、不安は消えていった

M木: 4月の研修期間はホテル生活で同期と居ることが多く、働いているというより学生気分のままでした。配属先は希望部署ではありませんでしたが、5月にいざ仕事が始まると「やるしかない」という気持ちで前向きに。営業である以上数字がついてまわるので、がむしゃらに覚え、必死で仕事に没頭しました。6月には初受注もあり、営業成果を上げて勢いに乗り始めます。7月はさらに売上を上げ、その後、9月まで前月比を更新し続けました。

ですが10月にある失敗をしてしまい、勢いがダウン。会社にも迷惑をかける大きな失敗ではあったものの、上司や先輩からの支えと励ましもあり、自分にとって成長のチャンスだったとプラスに考えるようにしています。凹むよりも失敗したことに対してどうすればいいか、同じミスを繰り返さないように考えることに重点を置きました
 
12月には、自分で目標設定した高い数値を超えることができ、かなりの充実感を得ることができました。ですが、成績に浮き沈みはつきもの。2月には営業成績が伸び悩み、3月には業務上の壁も感じました。そんな悩みを素直に上長たちに相談したところ、今後のアプローチ方法が定まり、現在はかなり高いモチベーションで仕事に臨めています。
 
希望していた部署ではありませんでしたが、私にとって大切なことは「何をするか」ではなく「どんな環境で働くか」。SANNはガッツに溢れた会社だからこそ、自分の努力次第でいくらでも成長できます。先輩や上司も寄り添ってくれるので、安心してチャレンジできる環境だと感じています。また私自身、希望とは違う部署に配属されたことで、「追い込まれると、こんなに自分って頑張れるんだ!」という発見もありました。与えられたことに対して真摯に向き合い、とりあえずやってみる前向きな姿勢があれば、必ず成果につながると感じています


―退職を考えるほど大きなショック 同じ目標に向かう同期の存在が「がんばる理由」に

T橋:東京勤務しか考えていなかったので、名古屋支社への配属が決定し、かなりショックを受けました。人生最大級に落ち込んでいたため、仕事へのモチベーションはあまり高くない状態でした。5月に東京から名古屋に移住し、友達が全くいない環境に。慣れない土地での生活にストレスを感じ、本気で退職を考えましたが、一緒に頑張る同期の存在と時間の経過とともに、そういったマイナスな気持ちは落ち着いてきました。
 
7月からはひとりで営業に行くことも増え、自分のタスクが増えたことで仕事に費やす時間が増えました。環境や見知らぬ土地へのストレスを感じる暇もなくなるほど仕事に没頭し、徐々に与えられた環境に適応していきました。8月になると、少しずつ案件も獲得し始めます。私が所属するデジタルマーケティング事業部は「知識に際限のない事業部」。常に更新され続ける知識や能力を身に着ける楽しさを感じられるようになりました。

9、10月は、閑散期ということもあり、自分ができることをこなすことに集中し、11月からは12月の売上を作るために営業に回り、知識を増やすことに注力しました。業務の特徴として、12月末~年始は画像や動画の広告の審査が動かないため、12月に2か月分の仕事を一気にすることになります。ずっと同期と会社に居たためアドレナリンが常に出ていたように感じています。
 
年末年始に地元に帰省したことで、名古屋に戻った時に寂しさも募りましたが、今は仕事に没頭して意図的に地元へ帰りたい思いをシャットダウンしている状態です。地元に帰りたいという想いよりも、今は知識を身に付け、仕事に打ち込むことで成長を実感しています。

1年目は仕事を覚えることに精いっぱいで、まさに「仕事中心」の生活。そのため名古屋に居る同期5人と遊んだり、飲みに行ったりする時間はかけがえのない、私にとってとても大切な時間です。各支店に配属された同期たちが一同に集まって遊ぶこともあり、いつもその存在に助けられています。上司や先輩には言いづらいことでも、同期には腹を割って話せますし、辛い中でも一緒に走ってくれる戦友の存在が居るからこそ、仕事に打ち込むことができると感じています。


前編いかがでしたでしょうか?😳✨

後編では、1年経過したからこそ言える"配属ガチャ"に対する本音、戦友である同期へ思うこと、同じく配属で悩んでいる後輩へのアドバイスをお届けします🤓


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